ミントな僕ら一巻 〜釣りデート編〜

ミントな僕ら 1 (集英社文庫(コミック版))

ミントな僕ら 1 (集英社文庫(コミック版))



ミントな僕ら」は数々のヒットを飛ばした「吉住渉先生」が1997年に少女漫画誌「りぼん」にて発表された学園コメディです。
双子でシスコンの弟(のえる)は大好きなお姉ちゃん(まりあ)が初恋の大学生を追いかけて全寮制校転校するも、すぐさま自分も女子寮に転入するという奇想天外なお話です。
男装物は少女漫画の世界では比較的にありふれた設定ではあるのですが、吉住先生ならではの奇抜なセンスと今ちょっとしたブームなっている「男の娘(女性に見える少年)」という設定を十年以上前に取り入れた先見の明に脱帽です。
等と独特のセンスの中にも中学生達の子供らしい悩みや、初恋の目覚めなど普遍的なテーマで、時代を超えた面白さを備えた男性にも進めやすい少女漫画です。



注意:舞台探訪をする時は、近隣住民にいらんご迷惑をかけないように節度と常識を持って行動しましょう。 詳しくはプロフィール参照です。






見た目は誤魔化せますが、中学生になってしまった二人はすっかり男の子と女の子に性格が変わってしまったために、のえるは日々バレやしないかと心労を重ねます。


仮面生活を続けるのえるですが、お姉ちゃんとの距離は開くばかりで心を開ける友達もできません。
お姉ちゃんのおかげか集団に溶け込めても、男子と女子のギャップに悩みます。
我慢の生活が続き、のえるは孤独を深めていきます。



そんな中、クラスメイトの硬派イケメンである佐々が釣り好きということを知り、男子友達が欲しいのえるは半ば強引にも週末の芦ノ湖ルアーフィッシングに同行させてもらいます。
のえるがこの学校で初めて同性(?)の友達と遊びに行く約束をしてルンルンです(笑)




そんなわけで芦ノ湖に行って来ました・・・と、前フリが長くなってすみません。 何せ昔の作品なので少しでも興味を持っていただきたく(笑)




芦ノ湖ブラックバスを日本で最初に放流した湖としてバスフィッシングの聖地に数えられているとのこと。
当日は晴のち曇ともう一つの天気なのですが、釣り師の皆さんがスタンバイしてますね。






っと・・・背景はぶっちゃけトーン処理の山だけです(笑)
しかし、舞台探訪は心眼と情緒で楽しむとする私にはこれでもいいんです!!
あの時、どんな風景の下キャラクターがどう楽しんだかを感じたかったんです。




山間の湖ですので、緑に囲まれていて穏やかな水面がとても気持ちの良いところです。
昼食も勿論この景観を堪能できる湖に併設された窓の大きいレストランで頂きました。
当日は少々肌寒かったのでタイ風のピリ辛カレー1000円を頼みました。

そんなこんなで、1カットしかない探訪はこれにて終了です。



釣りを楽しんだ佐々とのえるはすっかり仲良しになってしまいます。
佐々君はのえるが男だということを知らないまま・・・。
のえるは学園生活徐々に楽しみはじめつつも、うかつな行動で誤解を深めていくのですが・・・(笑)

お姉ちゃんの恋のお邪魔は? のえるの学園生活は? 
続きが気になった方は全六巻とコンパクトに楽しくまとまった爽やか作品ですので全巻購入をお勧めします。


なお、今回の探訪は「ローリング廻し蹴りさん」「いにしえのまち〜避難小屋〜さん」「Eternal Blue - 遙かなる巡礼の記録 -さん」の「イカ娘」「おれいも」「ひだまりスケッチSP」の探訪にお招き頂いたことから実現しました。
御礼申し上げます(とてもじゃないけど、1カットに一人で行くのは無理がありすぎます(笑)