シスタープリンセス 〜電撃20年祭 銀幕編〜 ざっくりレポートします!!

天広直人画集2 The Art of Sister Princess

天広直人画集2 The Art of Sister Princess

シスター・プリンセスは2000年の初頭より、新時代の幕開けにふさわしく飛び出したイカれた・・・イカした読者参加型連載ストーリです。
主人公には12人の素敵な妹達がおり、その妹達との交流を描いた・・・何言ってんのかわかんないと思いますけど、私も意味がわかりません。
そんなぶっ飛んだストーリーでありながら、天広直人先生の確かな技術、美少女絵師にありえないファッションセンス、今で言うところのセレブ感を取り入れた華やかなイラストに、美少女好きだけでなく、当時としては珍しく女性ファンが多く、中には小学生のファンも多かったとの話です。


天広直人先生の先進的なデザインは今見ても通用するほど、鮮やかで・・・っと天広先生の話は次回の講釈で。


そこに公野先生の愛溢れるストーリーが絡むことで、ある種のケミストリーが生まれました。
当時のシスプリブームは俺達の心を一つにしました。


そんなシスプリが11年の時を超えて、電撃祭 銀幕編という形を持ち、劇場でテレビアニメ流しちゃいましょうという企画を開催することになりました。


そんなシスプリ銀幕編をレポートしてきました、お楽しみ下さい。







注:急にブログにしようと思いついたので、メモとってなくて一部表現がおかしかったり、名前間違えてたりする部分があるところをお詫びしておきます。




当日は小林 治が司会進行、ゲストに桑谷さん(可憐役)小林由美子さん(衛役)高野さん(プロデューサー)
客層の男女比は8:2ってところでしょうか。
オッサンばっかりかと思ってたら、中々どうして女性が多いのが流石。


覚えてるところだけざっと書きます。


高野さん「シスプリを企画した時は、次はどうしようかね〜と話してたんですけど、その時に既に十年前だというにメイドはもう古いと思ってました!!(笑) そこで、妹って人気あるじゃないですか? ギャルゲーとかで。 そこで妹が沢山いたら凄いんじゃないか?って思ったんですよ」


小林さん「普通ゲームとかの妹って、お兄ちゃんに恋人とかできたら邪魔しませんか?(笑)」


高野さん「アニメもゲーム出すからやろうってことになったんだけど、2クール作る予定で・・・何処の会社もやってくれなくて・・・。
そしたら、キングレコードさんがやりましょう!!って男見せてくれたんですよ」


高野さん「シスプリなんていう企画をやってしまったんで、次も変なのやらなきゃいけないなぁと思って・・・それで双子が一杯出てくる奴とか百合とかやったけなんですけど・・・あっ、ラブライブは普通ですよ!!」


客席「そうか? そうか?(笑)」


桑谷さん「実はシスプリの役をやる前からGs読者でした、というのも弟が購読していたので私も読んでました。 最初、9人だったのにいつのまにか増えてるから驚いた(笑)」


小林さん「それでは、ここいらであの頃のセリフをやってもらいましょうか、11年ぶりですけど、声優だから大丈夫ですよね?(笑)」


桑谷さん「お兄ちゃん大好き!・・・・なんか違うなぁ・・・(笑)」


由美子さん「みんなー、目をつみり、耳を塞いでね(笑) あにぃ一緒に遊ぼう!!」 ←上手い


小林さん「アフレコ現場は12人もいるとなんか、女同士で仲悪くなったりしなかったんですか?」


桑谷さん「実はみんな仲が良くて、とっても雰囲気が良かったんです。 みんな私が私がって前に出てくるような人がいなくて・・・柚木涼香さんなんかよく集録に服持ってきてくれて、フリーマーケットみたいになってました。 これいるー?これいるー?って(笑)あっ、勿論休憩中ですよ?」


高野さん「シスプリの声優を選ぶ時は250人も聞きましたよ、聴きまくった。 四葉は天広先生の希望で、四葉はこの人だ!って決まりました。 可憐は公野さんが桑田にさんがいい!!って・・・私は小林さんともっちーは特徴ある声でこの人しか居ないと」


桑谷さん「公野さんの思い入れが凄くて、キャラクターの性格に似てるところがなくて安心して演技ができました。」


桑谷さん「リピュアの収録はナレーター室みたいな狭いへやに押し込まれた(笑) 


高野さん「リピュアは毎週アニメーターさんも違いましたしね〜」


由美子さん「私達もOAするまで、どんな音楽がつけられるかとか知りませんでした。なので、放送する度にみんなに、見たよ〜!!って言ってました」



桑谷さん「AパートとBパートは別撮りで、Aパートは一人で収録してます」


小林さん「しかし、シスプリはよく企画とおりましたね〜」


高野さん「当時はアニメがこういうもんだって知らなかったんで、常識がなかったんです(笑) ほとんど情熱だけでやってて、気がついたら半分くらい放送してましたw さて、これからシスタープリンセス1話と12話を見て頂くわけですが、当時ウニメと言われてましたね」


会場爆笑


高野さん「当時、ウニの中から千影の声が聞こえてきて・・・ってわけがわからないと思って見てみたら本当にウニの中から千影の声がして(爆笑)
   また、作画酷かったので、その辺からもウニメとか言われてましたね(笑)」


・・・・


と、当日はもう全てが終わって十年経ったし昔のことだからってことでぶっちゃけトークが出てきてとても楽しかったです。
2時間のイベントでトークは三十分くらいかな? これで四千円ってちょっと高くないですか?って思ってたんですけど当時の話が聞けてとっても楽しかったです。
まぁ、四千円も取るくらいなんだから第三期ありますよ!? そのために来たんですから(笑)


アニメの上映がはじまると・・・・映画館で2012年にもなって4:3の2001年のアニメ見るのは中々乙でした。
背景の適当さとか・・・この頃乱発してたしなぁ・・・色々演出の古さとか、当時でも古いと感じてたけど時代を感じました。
しかし、ラブデスティニーが流れた瞬間会場に笑いが出たのはなんで!!!
私も懐かしすぎて笑いましたけどw
特に12話のウニとウニメっぷりは本当に笑えて・・・みんな久しぶりに見てごらんなさいよ(笑)


唯一の苦言は天広先生に来て欲しかったなぁ・・・。
でも、とっても楽しくて十年後またあれば必ず行くと思います。


お兄ちゃん達の久々の集結・・・とっても楽しかったです!!