龍勢まつり 花の願いを乗せて

卓上あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない [2012年 カレンダー]

卓上あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない [2012年 カレンダー]

今月から一挙再放送が決まった「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」ですが、今年は本作品のリアルタイム時間ということで、またまた秩父は吉田にお邪魔しました。



劇中「めんまのお願いごと」に花火があったのではないか? とクライマックス直前の見所の一つである巨大ロケット花火です。
実際には27ほどの流派があり、朝八時頃から夕方五時頃まで一日で三十本も打ち上げます。
全長15メートルもある竹に火薬をつめグライダー落下傘や飾りなどを縛り付け、なんと300〜400メートルも飛ばすというダイナミックなお祭りです。
まるで龍が天に登っていく形にもみえて「龍勢」と名付けられたそうです。

超平和バスターズ一員としてお祭りに行ってきました!!


注意:舞台探訪をする時は、
近隣住民にいらんご迷惑をかけないように節度と常識を持って行動しましょう。
詳しくはプロフィール参照です。






当日は晴れ時々曇りといった天気で、日差しは暖かく空気は10月を思わせる涼しさを感じる気候です。



会場は朝早くなのに既に大盛況でした、メイン会場とは別に龍勢が見えるスポットは他にもあるにも関わらずこの盛況ぶり。
なんと今年の来場者数は11万人!! コミケ並じゃないですか!!



ちびっ子レイヤーさん達も最近の秩父の見所の一つであります。
ファミリーで楽しんでおられるんですね。




ちょうど矢倉からお祭り会場を挟んでお立ち台が設置してあるわけですが、このお立ち台で龍勢を打ち上げる流派の方々が口上を述べ、太鼓を叩き打ち上げを盛り上げます。



この流派はロケットに飾りを凝らしてて見事でした、龍勢は打ち上げだけではなく正面の通路を練り歩いてロケットのかっこ良さも楽しめます。

これらのロケットは超アナログで火薬だけで軌道を調整するので、本当に打ち上げが難しいのです。



だいたい五本に一本ほどでしょか? 高く打ち上がらない時があって矢倉に設置した状態もしくは、低い位置で爆発してしまう時があります。
また、上手く登ったとしても三本に一本くらいは上手く落下傘が開かず竹が一気に落下していきます。

この時の流派の皆様の悔しそうな顔といったら・・・精悍そうなおじさん達も男泣きです。
作るのにもかなりの時間を要するし、晴れ舞台ですしね。
熱い空気が会場に満ちています。



首尾よく打ち上がるとこんな軌道でかっこ良くかっ飛んでいきます。



そしてこんな風に弾けて、いくつもの落下傘が降りてきます。



こんな風に竹に煙幕をつけてる流派もあるようでモクモク出してて面白いです。
ちなみに、放置しておくと山火事になるので流派の人が落ちてきた竹や落下傘を広いにいくために奮闘します(笑)



めんま役の茅野さんが「翼天飛流」の口上に参加していて
あの花ファン達の思いや、幸を願って読みあげてくれました。
お立ち台の下はファンだけではなく、地元の方も多数押しかけてましたが、スタッフや警備の方が頑張ってくれていたので思ったほどの混乱も見られず、無事に退場して行かれました。

ロケットは大成功と言っていいほど見事な軌道を描き、「翼天飛流」の見せ場でもあるスカイカイト(羽凧)が六方に飛んでいきカッコ良かったです!!
目を奪われてて撮影忘れるくらい凄かったです・・・(笑)
私の拙い撮影技術や機材を凌駕するファンの方が沢山居ると思いますので、そちらでお楽しみくださいw



すっかりファンになってしまった私は、「翼天飛流」の札をお土産に買って帰りました。





大空のした雄大なロケットを楽しみつつ、仲間達との楽しいお祭も終わりの時間が近づいてきました。
秩父はこの時期くらいになると夕方は中々冷えます。



今日は朝五時起きで夕方六時まで会場に居たわけですが、大はしゃぎの一日でした。
毎年あるお祭りです、会場周辺への臨時バスも沢山出ているので県外の方も来年は是非行ってみると良いでしょう。

翼天飛流の皆さん、ファンの皆さん、スタッフの皆さん、楽しい時間をありがとうございました!!


おまけ



終電まで時間があったし、リアルタイム時間ということでお寺さんとひみつ基地にも行ってきました。
夜の秩父もムードありますね♪

なお、近所迷惑になってはいけないので数分で撤退しました。
夜のカットが撮りたい方は気をつけてくださいね♪

下記にて、一緒にお祭りに行った天狼星さんがナイスな写真を沢山撮ってるので合わせてお楽しみください。]

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 舞台探訪(聖地巡礼)@秩父 Part 6